“みづばち”の漢字の書き方と例文
語句割合
水鉢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、時々彼女を見た。彼女は水鉢みづばちかお皿か或はお盆を手にして自分の部屋から出て來ると臺所へ降りて行つて、直ぐに歸つて來るのが常だつた。
私は幾度も/\手を血と水の混つた水鉢みづばちに浸してしたゝる血を拭ひ去らねばならなかつた。