“みっそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
密奏50.0%
密層50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直義ただよしから内々つよく密奏みっそうするところがあり、尊氏の意も度外視されて、ついにこの上命をみたものらしいがと、諸人はどうなることかと、この噂で一時もちきりだった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
近づけば、それは宋江そうこう、呉用、公孫勝こうそんしょうらの出迎えであった。さらに二の木戸、三の木戸と、高く進むほど人数は厚くなり城寨じょうさいの構造は密層みっそうをかさねている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)