“ほんのはら”の漢字の書き方と例文
語句割合
本野原100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、この奇異な一行五人づれの遅い足どりを、さっきから、待つかのように、本野原ほんのはらの中ほどで、頻りに振向いていた女性がある。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お母あさま。ここから先、二里ほどは、本野原ほんのはらといって、みちは、柳の木ばかりでございましょう」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)