“ほうじょざい”の漢字の書き方と例文
語句割合
幇助罪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「共謀者だが幇助罪ほうじょざいというところか」半之助は盃を持ったまま、「忍耐をするのにいい話というのを、聞かせて貰おう、さもないとおれは」
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
私は世の中でこの人間だけを、この小柄の女性だけを尊敬している。私は、牢へいれられた。自殺幇助罪ほうじょざいという不思議の罪名であった。そのときの、入水の場所が、江の島であった。
狂言の神 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「そんな幇助罪ほうじょざいならマダ軽いが、不品行の対手あいての本人なんだ。」
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)