“ほうじょうときより”の漢字の書き方と例文
語句割合
北条時頼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一生その着物いちまいで過した。刀のさやには漆を塗らぬ。墨をまだらに塗ってある。主人の北条時頼ほうじょうときよりも、見るに見かねて
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その僧とは実はわが物語のハルンアルラシッド(三一)ともいうべき北条時頼ほうじょうときよりにほかならなかった。そしてその犠牲に対しては報酬なしではなかった。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)