“ほうしゅうじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
縫州城100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
志玄（しげん）という僧があったが、戒行（かいぎょう）の厳しい僧で、法衣も布以外の物は身に著（つ）けない。また旅行しても寺などに宿を借らないで、郭外（こうがい）の林の中に寝た。ある時縫州城（ほうしゅうじょう）の東十里の処へ往って墓場へ寝た。
老狐の怪 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)