“へいさうちやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
兵曹長100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこを兵曹長へいさうちやうが横からもう一突きやりました。山烏は灰いろのまぶたをとぢ、あけ方の峠の雪の上につめたくよこたはりました。
烏の北斗七星 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
僕の親父おやぢは水雷専門の兵曹長へいさうちやうで水雷のことなら、僕も小さい時から、見たり、聞いたりして、よく知つてゐるんだ。
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
烏の大尉の部下、烏の兵曹長へいさうちやうが急いでやつてきて、首をちよつと横にかしげて礼をして云ひました。
烏の北斗七星 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)