“ふなだまり”の漢字の書き方と例文
語句割合
船溜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白並は小川原という汐入沼のそばにある、三十戸ばかりの漁村で、沼尻で七戸藩の藩船の冬の船溜ふなだまりになっている。夏は霧がかかり、秋は十月から雪が降り、沼の泥深いところに鹿や熊がいる。
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)