“ふしあわせもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不幸者50.0%
薄福者50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世のなかでいちばん不幸者ふしあわせものと彼の思っている母を、どうしたら、いちばんの倖者しあわせものにしてやれるだろうか。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暑さに苦しんで——これが何と夢ではあるまいか? この薄福者ふしあわせものの命を断ったそればかりで、こうも苦しむことか? この人殺の外に、何ぞおれは戦争の利益たしになった事があるか?