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びらうげ
ふりがな文庫
“びらうげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
檳榔毛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
檳榔毛
(逆引き)
「どうか
檳榔毛
(
びらうげ
)
の車を一輛、私の見てゐる前で、火をかけて頂きたうございまする。さうしてもし出來まするならば——」
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大殿樣は御約束通り、良秀を御召しになつて、
檳榔毛
(
びらうげ
)
の車の燒ける所を、目近く見せて御やりになりました。尤もこれは堀河の御邸であつた事ではございません。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
檳榔毛
(
びらうげ
)
の車にも火をかけよう。又その中にはあでやかな女を一人、上﨟の
裝
(
よそほひ
)
をさせて乘せて遣はさう。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「私は屏風の唯中に、
檳榔毛
(
びらうげ
)
の車が一輛空から落ちて来る所を描かうと思つて居りまする。」
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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