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ひろざね
ふりがな文庫
“ひろざね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
広実
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広実
(逆引き)
尤
(
もっと
)
も、国事に奔走した人は先代の
広実
(
ひろざね
)
で、当主
広親
(
ひろちか
)
はその子であるが、この人も既に余程の高齢に達しており、
嘗
(
かつ
)
ては貴族院の研究会に属して政界に活躍した経歴の持主だけれども
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
父
広親
(
ひろちか
)
が祖父の
広実
(
ひろざね
)
から聞いたと云う明治天皇や
昭憲皇太后
(
しょうけんこうたいごう
)
の話、洋食の話、洋酒の話、等々、話題の豊富なところを見せて帰っただけであったが、それから十日ばかり過ぎた日曜日の朝に
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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