“ばんしょうひひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
万梢悲々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初平三年の辛未かのとひつじ、十一月七日の夜だった。巨星は果たして地に墜ちたのだ。夜もすがら万梢悲々ばんしょうひひ霜風そうふうにふるえて、濃き血のにおいとともに夜はあけた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)