“はらぐも”の漢字の書き方と例文
語句割合
腹雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕焼け赤きがん腹雲はらぐも、二階の廊下で、ひとり煙草を吸ひながら、わざと富士には目もくれず、それこそ血のしたたるやうな真赤な山の紅葉を、凝視してゐた。
富嶽百景 (新字旧仮名) / 太宰治(著)