“なまかは”の漢字の書き方と例文
語句割合
生皮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はこの襯衣の血痕を製革工場に於ける自分の仕事が生皮なまかはを鞣すにあつたからと云つて云ひ拔けてゐる。ズボンの方の血痕は前夜ひねつた雞の血だと述べてゐる。
無法な火葬 (旧字旧仮名) / 小泉八雲(著)
丁度ふんどしの三つのあたり、文句が隱してあるに違ひないが、人目のあるところでは讀みきれないか、讀んでもその意味がわからないので、生皮なまかはのまゝ手に入れ、念入りに判じようといふ企みだらう