“とりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吐竜50.0%
屠竜50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これがために前列の水鉄砲は、更に弾丸の不足を感ずるということがなく、思い切って射撃をつづけることができました。水はさながら吐竜とりゅうの如き勢いで、鰡八御殿の広間の上へ走るのであります。
僕は又「韓非子」の中の屠竜とりゅうの技の話を思い出し、展覧室へ通りぬけずに幅の広い階段を下って行った。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)