“とばんじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
吐蕃人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私娼、傀儡師くぐつし、金剛砂売り、ふたなり、侏儒こびと吐蕃人とばんじん、——そういう人々の群れであって、先頭に立って歩いているのは、鬼火の姥と範覚とであった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それに続いて踊り出したのは、韃靼服だったんふくを着た吐蕃人とばんじんで、わからない西域の蛮音で、吐蕃歌をうたって踊り出した。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)