“ときたか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
時堯66.7%
時尭33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偶然その漂着地の領主の種子島時堯ときたかの注意を惹き時堯はその鳥銃を買ひ受け、併せて製銃法、射撃法、火藥製造法などを傳習せしめた。
有名な鐵砲傳來の島で、天文年間に漂着して來たポルトガル商船から、種子島時堯ときたかがその製法を受けた。
屋久島紀行 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
そこで領主(種子ヶ島時尭ときたか)は高価を意とせず言ひ値で之をもとめた。二挺で二千両だつたとさるポルトガルの水夫の一人が書いてゐるが、当にならないさうである。
鉄砲 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)