“とうがらしや”の漢字の書き方と例文
語句割合
唐辛子屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐辛子屋とうがらしやだの……そうしたむかしながらの店々がわたしのまえに、そのむかしながらの、深い淵のようなしずけさをみせてそれ/″\残っている。
雷門以北 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
唐辛子屋とうがらしやは、雷門を入って、十間と行かない、左っ側にあった。いつも、七十恰好の、小さく、ちまちまとした恰好のおばァさんが、店番をしていた。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)