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てつとう
ふりがな文庫
“てつとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鐵桶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐵桶
(逆引き)
忍び返しを打つた板塀に圍まれて
鐵桶
(
てつとう
)
のやうな嚴重な庭に、大川の水が取入れられて、その小さい堀割に小船が一艘、ユラユラと浮んでゐるのが平次の眼につきました。
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
だが、萬々一金之助が下手人だとしたところで、俵屋の家は
鐵桶
(
てつとう
)
のやうに嚴重に締つてゐた筈です。それを外から開けて入るといふことは、先づ絶對に
不可能
(
ふかのう
)
のことです。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次が離屋に入ると、八五郎と猪之松は、それを
鐵桶
(
てつとう
)
の如く締めきつてしまひます。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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