“ちゅうせきそう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
沖積層	66.7%
冲積層	33.3%

沖積層

水が、沖積層（ちゅうせきそう）のやわらかな土に滲（し）みながら、だんだん地下の埋れ木のあいだへ道をあけていったのです。

人外魔境：05 水棲人 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)

その沖積層（ちゅうせきそう）の中に何かの形で工事を始めて進み込もうとすると、地下の抵抗は際限もなく現われてくる。

レ・ミゼラブル：08 第五部　ジャン・ヴァルジャン (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)

冲積層

更に至当な研究をなす時には、すなわち地質学者が土地を研究するがごとき研究を用いる時には、隠語は、一つの冲積層（ちゅうせきそう）のごとき観を呈してくる。

レ・ミゼラブル：07 第四部　叙情詩と叙事詩　プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌 (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)