“だいぎまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大偽瞞50.0%
大欺瞞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして大義名分と云い、又、天皇の命令という。忍びがたきを忍ぶという。何というカラクリだろう。みじめとも又なさけない歴史的大偽瞞だいぎまんではないか。しかも我等はその偽瞞を知らぬ。
堕落論〔続堕落論〕 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
読者諸君が読み違えられたのでは猶更なおさらない。そこには、怪盗アルセーヌ・ルパンの驚倒すべきトリックがあったのだ。ルパンならでは何人も企て及ばぬ驚天動地の大欺瞞だいぎまんがあったのだ。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)