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たれぎぬがさ
ふりがな文庫
“たれぎぬがさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
垂衣笠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垂衣笠
(逆引き)
眉目
(
みめ
)
よい一少年を連れた路傍の
垂衣笠
(
たれぎぬがさ
)
の一女性を、高氏は、その晩、夢にもみたほどだった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だから、いつぞやの
垂衣笠
(
たれぎぬがさ
)
は、人ちがいにちがいない。日ごろに抱いていた幻影がふと路傍のゆかりもない母子にかさなって見えた錯覚だろう。そう否みつつ忘れかけていたところなのだ。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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