“たりょうけい”の漢字の書き方と例文
語句割合
多稜形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一粒一粒の心核には多稜形たりょうけいの岩片があって、その表面には微細な灰粒がたとえて言えばすぎの葉のように、あるいはまた霧氷のような形に付着している。
小爆発二件 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
多稜形たりょうけいをした外面が黒く緻密ちみつな岩はだを示して、それに深い亀裂きれつの入った麺麭殻ブレッドクラスト型の火山弾もある。
小浅間 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)