“そきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
溯及50.0%
遡及50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛には不思議な溯及そきゅう的な作用がある。クリストフはミンナを愛してると知った瞬間に、同じくまた、前から常にミンナを愛しているのだと知った。
正面から摘発して、現「醜団」に肚を据えられると、時効などという便法のない時代のことだから、遡及そきゅう的にどこまで拡大してゆくかわからない。
思い違い物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)