“せんえんさく”の漢字の書き方と例文
語句割合
遷延策100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劉表に身を寄せていた頃から、常に劉表の後釜あとがまをうかがっていた玄徳じゃないか。いわんや、蜀の劉璋などに、なんの斟酌しんしゃくを持っているものか。すべて彼と孔明の遷延策せんえんさくにほかならぬものだ。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)