“せきそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碩鼠50.0%
尺素50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碩鼠せきそ漫筆』によれば、上州にも何々ガイト多く、足利時代の寺の文書などには戒度の字などを当ててあるが、今は多く谷戸の二字に改めてある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
黒川春村翁の『碩鼠せきそ漫筆』巻十一には、利の字をカガと訓む理由がいろいろと考えてある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一たびこの境界きょうがいに入れば美の天下はわが有に帰する。尺素せきそを染めず、寸縑すんけんを塗らざるも、われは第一流の大画工である。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)