“せい/\てき”の漢字の書き方と例文
語句割合
生々的100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分の獨存自我説の生々的せい/\てき威力發展主義が確立する頃から、その一例として、日清戰爭にはまださうでもなかつたが、日露戰爭には、その勝利を全くそれが自己その物の發展だと思つた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
然し、そのえらいのは、——僕がわが國神代の生活状態を歐洲の表象主義に照り合はして、ここに新らしい眞理を發見して出來た刹那主義だ——この主義につて代々生々的せい/\てき威力を體現して來た。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)