“せいいんじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
聖因寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聖因寺せいいんじの前へ行ったところで、中から若い眼のさめるような女が出てきた。十七八に見えるあおい着物を着た手足のほっそりした女で、一人の老婆が後からきていた。その女の眼はちらと彭の顔へきた。
荷花公主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)