“せいあつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
制圧33.3%
声圧33.3%
征圧33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼としては、いかに信長の表面的な制圧せいあつがあっても、山徒の潜勢力は、もっと目にも見える復興を山上に現わしているものと思っていたらしいのである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
声圧せいあつというか、声縛せいばくというか、そのまま振りほどいて行かれない力がある。武蔵は、足に釘を打たれたように振り向いた。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
甲斐一国が敵たるだけなら、それは恐るるにも足らぬ。お館の御器量として、やわか信玄晴信の征圧せいあつに亡ぶようなことは絶対にない。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)