“じゆらくだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
聚楽第100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉は、聚楽第じゆらくだいの造営や大仏殿の建立、大坂、伏見の築城、朝鮮出兵と、華美はで好きに任せて莫大な費用を使つたやうに見えてゐて、少しも金には困らなかつた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
しかし、皇室に対する態度では、秀吉が一番よい。聚楽第じゆらくだい後陽成ごやうぜい天皇の行幸を迎へ奉つたことは、どんなに皇室の貴むべきかを当時の天下に知らしめたか分らない。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)