“しろうまおうぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白馬扇33.3%
白馬黄者33.3%
白馬黄耆33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此処は白馬浅葱、白馬扇しろうまおうぎ白山小桜はくさんこざくら信濃金梅しなのきんばい高根薔薇たかねばら黄花石楠きばなしゃくなげ、黒百合、色丹草しこたんそうなど、素人目にも美しい花がそれこそけんを競い麗を闘わし、立派なお花畑である。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
頂上は割合に広く、三角点を取巻いて深山小田巻草みやまおだまきそう深山金梅みやまきんばい岩梅いわうめ白馬黄者しろうまおうぎ、白山一華、深山塩竈みやましおがまなどの高山植物が今や全く花盛りで、紅や白や黄や紫が入り乱れて艶を競うている。
南アルプスでは白い花の白馬黄耆しろうまおうぎや紫の深山小田巻草みやまおだまきそうが多い。それが断崖の縁をくけたように咲き続いて、吹き上る谷風に揺れている風情も捨て難い趣がある。
山の魅力 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)