“しりごゑ”の漢字の書き方と例文
語句割合
後声100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後声しりごゑ烈しく云ひ捨て格子戸がらり明つ放し、草履も穿かず後も見ず風より疾く駆け去れば、お吉今さら気遣はしくつゞいて追掛け呼びとむる二声三声、四声めにははや影さへも見えずなつたり。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)