“しょうづか”の漢字の書き方と例文
語句割合
生塚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあ、それでもよかった、人間の代りにこれ見ろ、生塚しょうづかの婆様が脳天へ怪我をして身代りに立っておくんなさった、まあよかった!」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
鍛冶倉の笑いぶりは人間並みの笑いぶりではない、生塚しょうづかの婆様を男にしてくすぐってみたような笑い方をする。金蔵はその笑い方を見て、いまさらゾッとして
それからまたあなた様が前世でおきざみになった生塚しょうづかの婆さんのお木像がわたしの家にございます。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)