“しみゆき”の漢字の書き方と例文
語句割合
凍雪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに、もういくぶん春めいて来ているから、凍雪しみゆきもゆるんで来ているのだろう。だが、そうやって雪の中が歩けてきたら、さぞ好い気もちだろうなあ。
雪の上の足跡 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
この淺間の麓で、病を養ふやうになつてから、既に五年の歳月を過し、又凍雪しみゆきの冬を迎へようとしてゐる。
豆自伝 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)