“しつだつた”の漢字の書き方と例文
語句割合
悉達多100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悉達多しつだつたは王城を忍び出た後六年の間苦行した。六年の間苦行した所以ゆゑんは勿論王城の生活の豪奢を極めてゐた結果であらう。その証拠にはナザレの大工の子は、四十日の断食しかしなかつたやうである。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)