“しきゐぐち”の漢字の書き方と例文
語句割合
閾口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとそこには五つか六つ位の、髮を切り下げた女の子が、薄暗い閾口しきゐぐちに眼をぱつちり見開いて、默つて立つてゐた。その顏には笑つていゝものなら笑ひ度いと云ふやうな表情があつた。
受験生の手記 (旧字旧仮名) / 久米正雄(著)