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さゝりんどう
ふりがな文庫
“さゝりんどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
笹龍膽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笹龍膽
(逆引き)
お銀のは手打の
銀簪
(
ぎんかんざし
)
で、
笹龍膽
(
さゝりんどう
)
を彫つた珍らしいもの、これは生みの母親——つまり庄司伊左衞門が手を付けた女中から貰つたものだと言ひますが、誰もそんなものを知つてはをらず
銭形平次捕物控:175 子守唄
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
出してもよからう、——俺の調べたところでは、お銀は小田原在の百姓の娘で調布の仁兵衞の養ひ娘ではない。
笹龍膽
(
さゝりんどう
)
の
銀簪
(
ぎんかんざし
)
は金五郎の細工だ、——いや金五郎はもう恐れ入つて白状して居るよ
銭形平次捕物控:175 子守唄
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お藤を産んだ下女の名はお篠と言つたこと、——お篠は
笹龍膽
(
さゝりんどう
)
の
銀簪
(
ぎんかんざし
)
を持つてゐたこと、——そしてお藤のために眞鍮の迷子札を作つて、そつと守り袋へ入れてやつた覺えのあること——などでした。
銭形平次捕物控:175 子守唄
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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