“さわらきくう”の漢字の書き方と例文
語句割合
佐原菊塢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文化年間に至って百花園の創業者佐原菊塢さわらきくうが八重桜百五十本を白髭神社の南北に植えた。それからおよそ三十年を経て天保二年に隅田村の庄家阪田氏が二百本ほどの桜を寺島てらじま須崎すさき小梅こうめ三村の堤に植えた。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)