“さかつたい”の漢字の書き方と例文
語句割合
茶褐帯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この男は、頤（あご）の先に、鼠の尻尾のやうな髯（ひげ）を、申訳だけに生やして、踵が隠れる程長い皁布衫（さうふさん）に、結目をだらしなく垂らした茶褐帯（さかつたい）と云ふ拵へである。
酒虫 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)