“ごうっぷん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御欝憤50.0%
御鬱憤50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上皇が「……そちも」といわれた「も」は実に、この同難同禍の臣にたいする、おいたわりであり、また、生涯癒えぬ御欝憤ごうっぷんを、ふと、もらされたものに、ちがいなかった。
『雄之助様、これでもういつかの晩の、御鬱憤ごうっぷんは晴れたでしょうな。同時に、それがしが決してあなたを裏切っていない証拠も見て戴いたと思います』
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)