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こなからざか
ふりがな文庫
“こなからざか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二合半坂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二合半坂
(逆引き)
「そんなわけじゃありませんが、
二合半坂
(
こなからざか
)
の親分、下手人は猿のように身軽で、恐ろしく腕の出来た野郎のように思うが、どんなものでしょう」
銭形平次捕物控:033 血潮の浴槽
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お調べは同心の大崎鉄之進様、
二合半坂
(
こなからざか
)
の市蔵親分が脅かしたり、すかしたり、小半日揉んだが下手人の見当もつかねえ
銭形平次捕物控:033 血潮の浴槽
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
聞く者にも、縄張のようなものがあります、——あの辺は
二合半坂
(
こなからざか
)
の市蔵親分が
睨
(
にら
)
んでいるからあっしが出しゃ張っちゃ面白くないだろうと思うが
銭形平次捕物控:033 血潮の浴槽
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
現に、人一人殺されてゐるのに、御臺所町や
二合半坂
(
こなからざか
)
の辻番からは寄り付かうともせず、中坂の自身番と、餅の木坂の町役人が立ち合つて、兎に角にも檢屍を待つてゐる有樣でした。
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
二合半坂
(
こなからざか
)
の石垣の下に、ひどく血がこぼれて居るのを、お前さん方御存じかえ」
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
二合半坂
(
こなからざか
)
の
春日
(
かすが
)
邦之助だ」
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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