“こくぜん”の漢字の書き方と例文
語句割合
黒髯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょいと、朱同の膝へ乗って、その長やかな黒髯こくぜんを、おもしろそうにもてあそびはじめた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
イグナトフスキーとかいうポーランド人らしい黒髪黒髯こくぜんの若い学者が、いつか何かのディスクシオンでひどく興奮して今にも相手につかみかかるかと思われてはらはらしたことがあった。
ベルリン大学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)