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くりもの
ふりがな文庫
“くりもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
刳物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刳物
(逆引き)
雲峰の村は智異山の背にあって、古来その木器、
刳物
(
くりもの
)
を以て名がある。あの丸型の重ね鉢を呼んで「雲峰」と言うのは此処に名を得たのである。
全羅紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
土産物屋の店頭に、粗末な赤や緑で塗った
刳物
(
くりもの
)
が並んでいる。それも田舎っぽく、陽気な湯町の朝景色であった。伸子は気のりがして、部屋の無いことも大して苦にしなかった。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
そこの
華厳寺
(
けごんじ
)
で山僧が昔から
刳物
(
くりもの
)
をやる。仏器のみならず日常の用品をも作る。
全羅紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
くりもの(刳物)の例文をもっと
(2作品)
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“くりもの”の意味
《名詞》
くりもの【刳り物】
刀や鑿などを使用して木片をくりぬいて作られる器具。
(出典:Wiktionary)