“ぎちょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
偽勅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして岩倉は、わずか十六歳の、すこぶる気の弱い明治天皇を立てて、思うままにあやつり、薩長の策士らと連絡して、この「討幕の密勅」と称する偽勅ぎちょくを出したのである。
「え。偽勅ぎちょくの使いを?」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)