“きぐうちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
奇遇中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖国を遠くはなれたこのアドリア海の小さい港町で、父と子が、こんな霊的れいてきなめぐりあいをするとは、これが宿命しゅくめいの一頁で、すでにきまっていたこととはいえ、奇遇中きぐうちゅうの奇遇といわなくてはなるまい。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)