“かんざらし”の漢字の書き方と例文
語句割合
寒晒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつの間にか電話をかけたとみえて、昨夜酒のあとで、辰之助が言いだした夏の季節の鯨餅くじらもちという菓子が取り寄せられて、道太の前へ現われた。寒晒かんざらしの粉のつぶつぶした、皮鯨かわくじらに似た菓子である。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)