“かいもんだけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
海門岳40.0%
開聞岳40.0%
開聞嶽20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば海門岳かいもんだけが昔は開聞でヒラキキと呼ばれ、ヒラキキ神社があるなどと言われるとちょっと迷わされるが、よくよく考えてみるとむしろカイモンが始めであろうとも考えられる節があり
火山の名について (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
また鹿児島県で開聞岳かいもんだけえいじたという「雲の帯してなよなよと」という歌にもこの囃しがあり、さらに南へ行って沖繩県の八重山群島やえやまぐんとうなどにも、しょんがいをもっておわる哀れな別れの歌があった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
後から「湾の東にある元垂水」なる文句が出て来る〕湾を越して西に開聞嶽かいもんだけと呼ばれる、非常に高い火山がある。これは富士山のような左右均等を持っていて、四周を圧している。