“おぐりこうずけのすけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小栗上野介100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幕府の勘定奉行小栗上野介おぐりこうずけのすけの発案で慶応三年夏以来、神戸開港を機として大阪の半官半民の金融および貿易機関たる「商社会所」から発行されたものである。
Moods cashey (新字新仮名) / 服部之総(著)
旧幕の折には駿河台胸突坂むねつきざかに居まして、二千五百石頂戴致した小栗上野介おぐりこうずけのすけと云う人の妾の子でござりまする。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
江戸では、小栗上野介おぐりこうずけのすけが、軍用金の調達に奔走したが、フランスから借入れる外、方法がつかなかった、そして二人の貰った軍用金とて、少額なものであった。
近藤勇と科学 (新字新仮名) / 直木三十五(著)