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おおなかぐろ
ふりがな文庫
“おおなかぐろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大中黒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大中黒
(逆引き)
行家は紺の錦の直垂に黒糸縅の鎧、二十四本の
大中黒
(
おおなかぐろ
)
の矢を背に、
塗籠籐
(
ぬりごめとう
)
の弓を脇にはさみ、兜を同じく高紐にかけて控えた。法皇から平家追討の仰せが下った。
現代語訳 平家物語:08 第八巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
太刀は
怒物
(
いかもの
)
作り、それに
重籐
(
しげとう
)
の弓、
大中黒
(
おおなかぐろ
)
の矢、替え馬にのった家来一人、下郎にも楯を持たせた。わが家にも火を放って焼き払わせると、競は三井寺へ夜道を疾駆した。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
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