“おおてやぐら”の漢字の書き方と例文
語句割合
大手櫓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとでは分ってきた計だが、これは千早の大手櫓おおてやぐらの下へ向って、隧道とんねるを掘りすすめていたのである。坑道を穿うがッて、城兵の致命的な地点へ抜け出で、大手櫓を攻めつぶそうという行動の下地だった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)